老人ホームは大人数での共同生活です。
今までの生活との違いに不安を抱くこともあるでしょう。
そこで老人ホームでの1日をどのように過ごすのかご紹介します。
■1日の流れ
7:00 起床・身支度
8:00 朝食
9:00 体操
9:30 入浴(週に2回程度)
12:00 昼食
13:00 昼寝
14:30 レクリエーション
18:00 夕食
21:00 就寝
老人ホームでの共同生活は人とのコミュニケーションにより心の豊かさ、趣味の発見、心身の改善など、様々な効果が期待できます。
また、レクリエーションを行うことで老人ホームの入居者、スタッフとの信頼関係を築けるというメリットもあります。
そのため、レクリエーションの内容なども老人ホーム選びの際に参考にしてみてはいかがでしょうか?
■レクリエーションの頻度はどれくらい?
集団で行うゲームは全員が楽しめることはもちろんのこと、目的やルール、安全性が考慮されているかが必要条件となり、入居者に合わせて考えられています。
その頻度はというと、老人ホームによって違います。
毎日行っているところ、週○回、毎週月・水・金など定期的な頻度を決めているところと様々です。
気をつける点は、その頻度で料金が変わるかどうか確認することです。
月額料金にレクリエーション費が含まれている場合もあれば、1回につき料金のかかる場合もあります。
それによって利用料金が大きく変わるため注意が必要です。
■老人ホームの日常・楽しみ
老人ホームに入居することは、住み慣れた家と家族から離れて生活するということになります。
入居先で新しい出会いはありますが、寂しさや不安を感じてしまうこともあるでしょう。
そんな寂しさや不安を取り除けるように、老人ホームでも様々な工夫が行われています。
・家族との面会
・外出
・毎日のラジオ体操
・1~2ヶ月に1回の訪問美容室
・地域の子どもたちとの交流
その他にも下記のようなレクリエーションが行われることもあります。
・カラオケ大会
カラオケにはストレスを解消して血圧を下げる効果が期待でき、また顔・首の筋肉が鍛えられるため嚥下機能(飲み込む力)の維持、向上につながるとも言われています。
自身が子どもの頃に学校で習った童謡や懐メロを歌う方も多いようです。
・後出しじゃんけん
簡単そうに思えても、グー・チョキ・パーのどれを出せば良いか考えて実際に手を動かして表現するという一連の行為は立派なリハビリにつながります。
自身の生活の安定、健康のために積極的に参加すると良いでしょう。