高齢者がとるべき栄養素と食事法

2018.12.30
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老人ホームへ入居している高齢者は、健康を保つための栄養のある食事を摂取しなければなりません。
中には食が細く料理を残してしまったり、食事が億劫になったりする人もいます。
そのため、老人ホーム内でも「低栄養」と呼ばれる症状になる人も。
そこで今回は、高齢者が取るべき栄養素と効率的な食事方法について解説をしていきます。

 

■タンパク質

高齢者になると消化吸収機能が低下し、タンパク質が不足します。
タンパク質が多い食品としては、肉類、魚介類、卵類、大豆類、乳製品などが挙げられます。
一口にタンパク質と言っても、乳製品のタンパク質と大豆のタンパク質では、働きが異なります。
タンパク質を摂取する際は、いろんな食品からバランスよく摂取することが大切です。
老人ホームでも魚ばかりではなく、肉料理が出ることもあります。
栄養士さんが老人ホームの入居者のことを考えてメニューを考えています。

 

■カルシウム

老人ホームにいる高齢者は、骨の強度が衰えているため、骨粗鬆症や骨折のリスクが高いです。
そんな時は、カルシウムが多く含まれる乳製品を摂取するのがおすすめ。牛乳やヨーグルト、チーズなどをバランスよく食べていきましょう。
また、吸収力が高まるビタミンDと一緒に摂取すると吸収力が高まります。
ビタミンDは、魚介類や卵、きのこ類に含まれています。
高齢者が多い老人ホームでは、牛乳ときのこのスープといった、骨粗鬆症予防メニューを取り入れてもいいかもしれません。

 

■効率よく栄養を摂取できる食事法

老人ホームでは、高齢者のために食事指導を行っているところもあります。
そこで、栄養が効率よく摂取できる食事方法を紹介していきたいと思います。

 

・咀嚼回数を増やす

噛む回数を増やすことで、食品に含まれる栄養素を効率よく吸収できます。
咀嚼回数が少ないと消化不良を起こし、体調を崩すことも。
老人ホームの食事では、よく噛んで食べるように指導をしているところが多いです。

 

・食事の30分前に水を飲む

食事の30分前に水を飲むことで胃を活性化させます。
30分前というのがミソで、直前に飲んでしまうと消化液が薄まり食べ物を消化しにくくなります。
老人ホームで実行している施設は少ないかもしれませんが、本人が申告すれば水分を摂らせてくれます。

老人ホームでは栄養満点の食事が提供されますが、食欲の減退や咀嚼力の低下で栄養を上手く摂取できない人もいます。
本人が食べやすい時間や、工夫したメニューを考えて低栄養を防いでいきましょう。

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