雰囲気の良い老人ホームは、そのほとんどがスタッフも楽しく働いている職場です。
どんな老人ホームが雰囲気の良い施設なのか例を挙げて紹介します。
■玄関周りから雰囲気が違う
玄関周りは施設の利用者・スタッフだけでなく、来客や入居者の家族が通る場所なので、ここに足を踏み入れた時点で第一印象が決まります。
時間帯によっても多少雰囲気は変わりますが、玄関の第一印象はそのまま施設全体の雰囲気を左右すると言っても過言ではありません。
玄関先に季節の花が生けられていたり、靴がきちんと靴箱の中に並んでいたり、マットが綺麗なものになっていたりと、そういった細かな部分まで手を入れられるということは、余裕のある老人ホームなのだと分かるでしょう。
■多忙な時間帯こそ対応がどのようになっているか確認しよう
1日の中で、非常に慌ただしくなる時間帯は大体決まっているものです。
朝の起床時間と朝食の時間帯、夜の食事の時間帯は大体慌ただしくなりがちで、特に朝は早くから多くのスタッフが出て働くことが多いでしょう。
朝の様子を見たり、状態を聞いてみたりすることができるのであれば、ぜひ見ておいた方が良いです。
余裕を持ってスタッフが対応できており、普段の時間帯よりもスタッフ数が多ければ、そこはかなり余裕をもって人員配置ができている良い職場と言えるでしょう。
施設に泊まれる体験会を実施している老人ホームもあるので、もしその体験ができるのならぜひ一度見ておくと判断しやすくなります。
■スタッフ教育が行き届いているかどうか
良い老人ホームは、スタッフの教育がしっかりしています。
教育はただ見て覚えさせるのではなく、一人でその内容をすることができるようになるまで繰り返し人に見てもらいながら行うものなので、新人スタッフはベテランスタッフについてもらって仕事をこなすことが多いです。
誰かについて仕事をするとなると、ベテランスタッフも通常業務を普段通りにこなすのは難しいので、多少の余裕がなければ教育を十分にすることができません。
■コミュニケーションが上手な施設は良い施設
そして老人ホームでのケアはコミュニケーションが大切です。
入居者の欲する要望を感じ取り、率先してやるスタッフはコミュニケーションを大事にします。
コミュニケーションをどうしたら上手に円滑に取ることができるか知っているスタッフは、勉強をしっかりこなし、入居者のことを第一に考えることができる良いスタッフといえるでしょう。
就職先として老人ホームを探している場合でも、これらの内容は重要です。
しっかり見極め、どんな老人ホームに行きたいのか考えましょう。