老人ホームの離職率は?

2018.10.26
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老人ホームの離職率は高いと言われていますが、実際はどのような状態なのでしょうか?
老人ホーム就職の実態を見てみましょう。

■介護だけ離職率が突出して高いというわけではない

全ての職業平均に比べ、老人ホームスタッフを含む介護系の離職率はかなり高いと言えますが、離職率自体は年々下がりつつあります。
しかし、それでも人手不足は解消されていません。
その理由は、老人ホームを含む介護職は、離職する数と採用する数が釣り合っておらず、離職率が減っても入ってくる人も少ないため、ずっと人が少ない状態であること、そしてその上で介護を必要とする人が年々増加していることにあります。

■主な離職の原因は人間関係と報酬のつり合い

老人ホームでは、どうしても入居者とスタッフ、運営陣とのコミュニケーションが主な業務になってくるので、人間関係に悩んで辞めてしまう人が多いのです。
老人ホーム入居者からの嫌がらせやセクハラを苦に辞めてしまう人もいれば、老人ホームスタッフ同士での派閥や諍いから辞めてしまう人、運営陣のパワハラや不当評価などで辞めてしまう人もいます。
それと同時に、やはり誰かの命を預かる仕事でもある介護は、その労働負担に給料が見合っていないとも言われているのです。
そうして人が辞めていき、その負担が残った人に降りかかり、ストレスの悪循環ができているとも言えます。

■離職率が高い職場は悪い職場の可能性が高い

離職率が高い職場は、やはり何らかの問題を持っている可能性が高いといえます。
しかし、離職率を出す職場はほとんど無いので、離職率が高い可能性がある老人ホームを見極め、そこへの就職を避ける方法を考えましょう。
離職率が高いとされる求人は、絶えず求人情報を出していること、周辺の職場に比べ給料が高すぎること、年間休日数が少ないこと、現在の職員数に対し採用人数が多すぎることなどが挙げられます。
求人情報が常にある、採用人数が多いなどは、常に人が辞めていくので人員補給のために出していることが多いのです。
年間休日数の低さはそのまま休みの少なさになり、120日以下の場合は土日休み以外の休みがほぼない場所といえます。
給料が高いのは一見良い条件に見えますが、みなし残業代が入っていたりするケースもあるので、給料の内訳を確認すべきです。

老人ホームへの就職をするなら、そのような離職率の高い場所を避け、自分自身の健康に気を遣える職場を選ぶようにしましょう。

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