
岡山県で介護施設を探しているご家族から「どうやって選べばいいの?」「いきなり契約するのは不安…」という声を多く伺います。
介護施設選びは人生の大きな転機であり、誰にとっても簡単な決断ではありません。
そんなときに欠かせないのが 「家族面談」 と 「施設見学」 です。
これらは単なる情報収集の場ではなく、ご家族の気持ちを整理し、本音を引き出し、納得できる選択につながる大切なステップです。
この記事では、岡山県で介護施設を検討される方に向けて、家族面談と施設見学の重要性を具体的に解説します。
家族面談は「希望を聞くだけ」ではない
介護施設を検討する際、多くのご家族は「家族面談=施設の希望条件を聞かれる場」と思いがちです。
しかし実際には、それ以上の役割があります。
姿が見えるからこそ本音が出やすい
人は、姿が見えない相手には本音を打ち明けにくいものです。
電話やメールのやり取りでは「まだ大丈夫」「とりあえず在宅で…」と表面的な答えになりやすいですが、
面と向かって話すと「実は介護で疲れている」「限界が近い」「本当は少し楽になりたい」という本音が出てきます。
気持ちを整理する時間になる
面談は希望条件を確認するだけでなく、ご家族自身が自分の気持ちを整理する機会になります。
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話しているうちに「まだ在宅で頑張れる」と考え直す方もいれば、
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「やっぱり施設の力を借りたい」と決断される方もいます。
つまり、家族面談は「情報収集の場」ではなく「心の整理の場」でもあるのです。
面談を通じて分かる“本音”の変化
実際に面談を行うと、ご家族の表情や言葉の選び方に変化が見られます。
在宅継続を整理できる人もいる
「母はまだ自立している部分があるから、もう少し在宅で頑張れる」
「デイサービスやヘルパーを増やせば在宅生活を続けられそう」
と前向きに整理されるケースもあります。
逆に「施設にお願いしたい」と決断する人も
一方で、面談を重ねるうちに「やっぱり家で支えるのは難しい」と気づく方も少なくありません。
特に「介護が限界に近い」「体力的にしんどい」といった感情が出てくることもあり、その本音をきっかけに施設入居へ前進する方もいます。
面談は、進む道を決める「決断の場」ではなく、「本音を出し、気持ちを整理する場」なのです。
施設見学でしか分からない安心感
次に大切なのが「施設見学」です。
パンフレットや説明資料だけでは分からない部分を確認できるのが最大のメリットです。
雰囲気・人柄・生活のリアルが伝わる
施設の清潔感、職員の表情、入居者さんの過ごし方などは実際に行ってみないと分かりません。
ご家族は「ここなら安心できる」「親も馴染めそうだ」と体感することで、入居への不安が和らぎます。
職員との直接のやり取り
見学時には職員に直接質問ができます。
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日々の生活の流れ
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緊急時の対応
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医療体制やリハビリの有無
など、細かな疑問をその場で解消できるのは見学の大きな価値です。
中には「実際に見学してみて、すぐに入居したいと思えた」というご家族も少なくありません。
面談・見学で見えてくる“ギャップ”の調整
施設選びの現場では、ご家族の認識と施設側の判断にギャップが生じることがよくあります。
歩行能力のギャップ
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家族「母は歩けます!」
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施設「要介助と書かれていますが?」
ご家族の“歩ける”は「普段は歩いている」ですが、施設側の“歩ける”は「転倒リスクなく安定して歩ける」ことを意味します。
既往歴のギャップ
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家族「病気なしです」
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施設「過去に病気がなかったという意味ですか?」
ご家族は“現在の病気がない”つもりで答えていても、施設は“過去の病歴も含めてなし”と解釈してしまうケースもあります。
こうしたズレを埋めるのが面談や見学であり、スムーズな入居のために欠かせません。
紹介センターの役割は“三者の通訳”
ここで重要になるのが 紹介センター の役割です。
紹介センターは、
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ご家族の気持ち(生活目線)
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ケアマネジャーの意見(支援目線)
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施設の判断(受け入れ目線)
これら三者をつなぐ “通訳” のような存在です。
例えば、
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ご家族が「大丈夫」と言う内容を、施設が受け入れ可能かどうかに翻訳し、
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施設からの説明を分かりやすくご家族に伝える
この橋渡しをすることで、誤解が減り、安心できる入居につながります。
まとめ:面談・見学は“決断の場”ではなく“整理の場”
岡山県で介護施設を探すとき、家族面談や施設見学は避けて通れないプロセスです。
しかし、それは決して「その場で契約するための場」ではありません。
むしろ、
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「在宅でまだ頑張れるか」
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「やっぱり施設にお願いしたいか」
をご家族が整理し、本音を出せる大切な時間です。
そしてハピネスプラスは、その過程をサポートする“通訳役”として、ご家族・ケアマネ・施設の三者をつなぎます。
岡山県で施設探しに迷ったら
もし「今すぐ入居かどうか分からない」「まだ早いかもしれない」と迷っている方でも、まずは家族面談や施設見学をしてみることをおすすめします。
話すことで気持ちが整理され、実際に見学することで安心感が得られます。
岡山市・倉敷市など岡山県内での施設探しにお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
無理な勧誘はせず、ご家族の気持ちに寄り添いながらサポートさせていただきます。
この記事を書いたスタッフの紹介
名前:明石 光司(あかし こうじ)
範囲:岡山市より東エリア(岡山市全域、赤磐市、備前市、瀬戸内市、和気町、玉野市)
連絡:080-2933-2750
備考:皆様のお力になれるように全力で対応致します。