老後に老人ホームで生活しようと考えている人は多くいますが、入居前にどんな生活を送れるのかは気になることです。
どのようなタイムスケジュールが組まれていて生活を送っていくのかはそれぞれの老人ホームによって違ってきますが、基本的な流れは変わりません。
あくまでも目安となりますが、今回は老人ホームでの一日の流れについてご紹介しましょう。
■老人ホームの朝から夜までの流れ
老人ホームでの一日は、普段通りの生活と大差はありません。
一日の始まりから順番に説明していきます。
・起床、身支度
老人ホームでは、7時を目処に起床という場合がほとんどです。
7時頃になると職員が声掛けなどで目覚め、身支度を始めます。
洗顔なども職員の誘導で行われ、自身で難しい場合は職員が蒸しタオルなどで洗顔をしてくれます。
・朝食、服薬
身支度が終わった後は、食堂に移動して朝食となります。
食前や食後に薬が必要な場合は、ここで服薬します。
その後、歯磨きなどの口腔ケアを行っていきます。
・体操
老人ホームでは、運動不足にならないように体操など身体を動かす機会があります。
体操は平日に行うことが多く、毎日の健康維持にも役立つでしょう。
一日を爽やかに始められます。
・お風呂
老後になるとお風呂に入るのも一苦労のため、入浴は週に2〜3回程度となる老人ホームが多いです。
性別や介護の必要性などで午前と午後に分かれます。
・昼食後、レクリエーション
栄養が偏らないようにバランスの取れた食事が提供されます。
食事で事故が起こらないように職員が見守っているので、安心して食べられるでしょう。
昼食を食べた後は、レクリエーションを行う老人ホームもあります。
レクリエーションは、散歩や折り紙など様々なことを行うため、気分のリフレッシュにつながります。
・間食
老人ホームの入居者の中でも楽しみにしている人が多いおやつの時間です。
午後のティータイムとして楽しまれています。
・夕食、就寝
夕食を済ませた後は、就寝の準備を始めます。
就寝前に入れ歯の洗浄や歯磨きを行い、寝巻きへと着替えて就寝となります。
以上が老人ホームでの基本的な一日の流れとなります。
時間帯などは、老人ホームによって異なるため一概には答えられませんが、普段の生活と誤差が少ないように決められていることが多いです。
老人ホームでの生活は、自宅とは違い大人数との共同生活が基本となります。
様々な人とのコミュニケーションは、老後の人生を豊かにしてくれるはずです。