特別養護老人ホーム(特養)の特徴と費用について

2018.07.23
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特別養護老人ホームは公的に運営されている介護施設で、病気や体が不自由で自宅での生活が不便な方を対象に、介護サービスと生活支援を受けられます。
具体的にどんな老人ホームなのか特徴や費用についてご紹介しましょう。

■特別養護老人ホームの入居条件について

特別養護老人ホームは社会福祉法人や自治体などの公的機関が運営している介護施設で、原則として介護を必要とする65歳以上の高齢者や、特定疾患により介護が必要となる40歳から64歳の方が入居対象です。
年齢以外に介護度によって入居条件が決定されていますが、介護保険制度の改正と入居条件が変更され、2015年4月からは原則介護度3以上という条件に統一されています。
寝たきりや認知症など重度の要介護者が入居可能ですが、団体生活なので感染症を持つ方は入居できません。
また、医療ケアに関しては有料老人ホームや療養病床と比べて不十分で、定期的な医療行為が必要な場合も入居できないので注意しましょう。

■主なサービスについて

・生活や介護に関するサービス

入浴に関しては1週間に2回の入浴が義務付けられており、要介護者の状態に応じて様々な浴槽が用意されています。
食事は調理法から温度・室温方法などしっかり管理されており、栄養バランスや季節に合わせた行事食が出ます。
野外で飲食することは、誕生日など行事では特別食が用意されるので、楽しい食事ができるでしょう。
他にも排せつ介助や現状の機能維持を目的にした生活リハビリ、個室や共有スペースの定期的な清掃、有料クリーニング、必要な品物の購入代行などを受けられます。

・レクリエーション

特別養護老人ホームに応じて様々なレクリエーションが用意されています。
七夕やクリスマスなどの年中行事や誕生日、ショッピング、動物園・博物館などの外出、パフォーマンスショーの観覧など内容は多彩です。

 

・生活相談

社会福祉士か社会福祉主事任用資格を持つ人が生活相談員として配置されており、入居相談や入居同士・家族とのトラブル、ケア内容の変更相談とった様々な相談に対応してくれます。

■特別養護老人ホームの費用について

特別養護老人ホームの場合、民間事業者が運営する有料老人ホームとは異なり入居一時金は発生しません。
月額料金の内訳は要介護度によって決まる施設サービス費、世帯収入や課税状況に応じて決まる居住費、食費、他に光熱水費、日常生活費となっています。
また、居室がユニット型個室か相部屋かによっても異なり、ユニット型個室の場合は13万円、相部屋の場合は8万円が目安です。

他の老人ホームと比べて安い特別養護老人ホームは、高齢化による要介護者の増加の影響で人気があり、地域によっては入居待ち状態が続いています。
ですが、要介護度3以上が入居条件となるため、重度の要介護者には適した施設です。
今後も要介護者は増えていくと予想されており、特別養護老人ホームの需要はより増えていくことでしょう。

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