老人ホームに入居したい場合、誰に相談すると良いのでしょうか?
一人で悩むよりも、相談をしてみた方が気持ちが晴れたり、より良い提案をしてもらえるかもしれません。
■家族に必ず相談しよう
高齢になってくるとついてまわるのが介護の問題です。
現代の少子高齢化社会では、介護と会社勤務を両立するのは非常に難しいものとなっています。
家で介護をしてもらいたいのか、それとも老人ホームなどの施設に行きたいのか、どちらが良いのかに関わらず、必ず家族に相談をするようにしてください。
考え方の多様化が進む今では、自分の思い描いていた老後生活を100%実現するのは難しいと言われています。
家族の中でもしっかり話し合い、落とし所を考えて相談していき、最終的な方向性を決めていくようにしてください。
■老人ホーム側のスタッフにも相談してみよう
老人ホームにも、様々な種類やサービス内容があるため、入居を決める前にスタッフと様々な相談をしておくことが望ましいです。
例えば介護の度合いや食事に関しての相談、サービスやレクリエーションに関してのことなど、一人で考えるよりも老人ホームスタッフに相談した方が解決が早いでしょう。
また、一人で考えていると思いこみが発生しやすくなるというのも問題です。
見学や相談などで早めに思いこみを解消しておかなければ、その後入居してからトラブルに発展する可能性は高くなります。
相談したらそこに入居しなければ悪いのではないか、と思わずに積極的に相談し、合わないと思ったら早めに他の場所を探す決心を立てるようにしましょう。
そして、相談も見学もなしに契約を迫る老人ホームは間違いなくトラブルの元なので、必ず避けるようにしてください。
■老人ホーム選びなら、紹介業者に相談する手も
近年は複数の老人ホームと契約を結び、相談者にとって最適な老人ホームを考えてくれる紹介業者も出てきています。
誠実で親身になって話してくれる業者であれば、力を借りて一緒に探したり、見つけた老人ホームの相談をしてみると、より良い施設に出会える可能性が高まるでしょう。
ただ、どうしても始まって歴史が浅い職業のため業者も玉石混合といった感じです。
あまり信用できない、手数料が高額すぎる、とにかく老人ホームを多数勧めてくるだけで自分の探したい場所を聞いてくれないなどの業者は避けた方が無難でしょう。
老人ホーム選びにはどうしても時間がかかります。
そのため一人で悩まず、誰かに相談してより良い施設を探すようにしましょう。