皆さんは、エステティシャンが常駐している老人ホームがあることを知っていましたか?
最近では、エステサロンだけではなく、老人ホームで働くエステティシャンも増えてきています。
今回は、老人ホームに常駐しているエステティシャンについてご紹介していきましょう。
■どうして老人ホームにエステティシャンがいるのか
最近、エステティシャンが常駐している老人ホームが増えているのは、高齢であっても美意識が高い利用者が増えているという理由があります。
60代以降の方でもエステサロンに通うという方が増えている現在、老人ホームに入居したから通うことができなくなり、日々の生活に張り合いがなくなってしまうという方もいます。
そうなると、日常生活の中でもやる気がなくなってしまったり、体調を崩しがちになってしまったりする可能性があるため、それを防ぐためにも老人ホームでエステを受けられるようにしているのです。
老人ホームに入居するにあたって、生活の支援やリハビリのサポートをしてもらうだけではなく、活き活きと張り合いのある生活を行うためのサポートを受けることができるというポイントも大切になります。
■エステは外見のケアだけではなく、心のケアにもつながる
老人ホームで受けることが出来るエステは前述したような外見のケアはもちろんですが、心のケアも目的になっています。
外見が綺麗になるだけで明るく活き活きとした心を思い出し、若いころのような気持になることができます。
また、エステを受けることで、一人ひとりがリラックスすることができ、老人ホームの雰囲気も穏やかになります。
老人ホームで活躍するエステティシャンは、手技も大切ですが、アロマテラピーなどの知識を活用することも大切だと言えるでしょう。
なぜなら、老人ホームに入居している利用者の中には、施術を受けることが難しい場合もあるため、アロマの癒し効果を使ったハンドマッサージなども行う場合があるからです。
老人ホームは、今以上に生活の場としての役割が大きくなる可能性があります。
そのため、エステなどリラックスできるようなサービスが今後さらに増えていくと考えられます。
老人ホームに入居していても、美意識を高く持つことで、生活が豊かになる可能性も大きく秘めています。
高齢者だから、要介護だから美に興味を持ってはいけないということはありません。
もしも、そのようなサービスを受けながら老人ホームに入居したいという希望がある方は、どこの老人ホームなら望みが叶うのか調べてみると良いでしょう。