老人ホームでの事故は起きる?

2018.11.06
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老人ホームに入居する際、不安なのはもしも何らかの事故が起きたらということです。
そこで、どんな事故が起きているのか、原因は何かご紹介していきます。

■老人ホームで起こりやすい事故

1.転倒・転落

歩行中に転ぶ、ベッドから落ちてしまうなど、老人ホーム内には大体手すりが取り付けられていますが、それでも例に挙げたような転倒事故は発生します。
高齢者は骨がもろくなっているということもあり、転倒による骨折のリスクは非常に高いです。
老人ホーム内の事故の8割を占めます。

 

2.誤嚥

食べ物や飲み物が気管に入り、それが原因で肺炎を起こします。
これは、転落・転倒事故よりも命に関わる危険な事故です。
高齢者の場合、肺炎が原因で死に至るケースも十分考えられます。

 

3.おむつ交換骨折

おむつを交換しようとして体を動かした際、大腿骨などを骨折してしまう事故です。
高齢により骨がもろくなっている場合が多く、そのまま寝たきりになる可能性も高いので注意が必要です。

 

4.脱水・低温やけど

腎機能が低下している高齢者は季節を問わず脱水症状に陥りやすく、気付いた時には昏睡状態になっていることもあります。
また、温熱便座や湯たんぽによる低温やけどは、発見が遅れやすく、目立たなくても内部で壊死が進んでいることもあるので注意が必要です。

 

5.食中毒・感染症

食材の加熱が不十分な場合、または食材自体の消費期限が過ぎていた場合などに食中毒を引き起こす恐れもあります。
高齢者は免疫力が落ちているため、集団食中毒になると多くの老人ホーム入所者が回復に時間を要します。
インフルエンザなどが流行する冬場は感染症への注意が必要です。
ほとんどの老人ホームでは、抗インフルエンザのワクチンを事前に注射するなどの対策を取っています。
また、入退館時の手洗い、消毒といった基本的な予防策も重要です。

 

■老人ホームにおける事故防止の取り組み

このように、転倒事故なども含め様々な事故が起こっています。
これはもちろんあってはならないことです。
施設によっては、

・事故発生防止に取り組む「安全管理委員会」の設置
・事故防止対策マニュアルの作成
・事故防止研修会の開催

など、様々な取り組みが行われているところもあります。

高齢者になると、心身の変化(機能の低下)や心身機能の低下が起こります。
そうすると免疫力の低下や事故の原因にもなります。
終の住み家となる老人ホームなので、施設の雰囲気や職員の対応なども重要ですが、老人ホームの事故の頻度や事故の対策まで調べておくと、自身が安心して過ごせるのではないでしょうか。

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