老人ホームではどのようなリハビリ、運動を行うのか?

老人ホームでは、利用者一人ひとりの介護度や身体状況などに合わせて作成されたケアプランに沿ったリハビリを行います。

トレーニングマシーンなどを使い運動しながら行う機能訓練、レクリエーションのように楽しみながら行うリハビリなど、老人ホームの特色にあった方法で行われています。
では、具体的にどのようなリハビリや運動を行っているのか見ていきましょう。

■自立支援をサポートする老人ホームの取り組み

老人ホームでは、要支援の利用者が要介護にならないように、本人が持つ残存機能を活かせるようなリハビリや運動を行っています。
老人ホームの中には、介護予防運動指導員を配置し、介護予防プログラムを考え、それに従った筋力アップのトレーニングの実施や指導などを行っている場合もあります。
介護予防運動指導員を中心に介護予防の体操やリハビリなどの個別相談、口腔体操(食べ物を噛んだり飲み込んだりするために必要な口のトレーニング)を行って、老人ホームの利用者の身体機能が維持できるようなサポートを行います。

■日常生活もリハビリに

老人ホームで行われているリハビリは、前述したようなやり方だけではなく、毎日の生活にメリハリをつけることで、認知症の予防や介護度が高くならないように予防を行うことも含まれます。
簡単な調理レク、居室から共有スペースまでにの歩行、イベントなどのアクティビティへの参加などが生活リハビリと呼ばれているものです。
居室でただじっとしているだけでは、身体機能も認知機能も衰えてしまう可能性が高いので、そうなることを防ぐ目的で行われます。
また、有料老人ホームサービス付き高齢者向け住宅などの自由度が比較的高い老人ホームの場合は、老人ホーム内で行われるひな祭りや七夕などのイベント以外にも、外食レクや外出レクが盛んに行われている場合があります。
季節感を感じ、老人ホーム以外との交流を絶やさないことが刺激になるのです。

■老人ホームによって内容は異なる

自立支援や介護予防に取り組んでいる老人ホームはいくつもありますが、それぞれの老人ホームでリハビリや運動の内容は異なります。
入居する方の介護度や心身の状態によっては、提供しているサービスの中では難しい場合もあります。
その点は、入居する前に、どのような運動やリハビリができるのかなどを確認しておくと良いでしょう。

最近は、自立支援や介護予防に対する考え方も広まってきました。
そのため、老人ホームでは自立支援や介護予防を目的とした運動・リハビリをサービスの一環として取り入れているケースが増えています。
老人ホームによって、特化している分野が異なるため、利用する方の好みや目的にあった老人ホームを選ぶ必要があります。